TRIGGER DIALOGの名前の由来

ドイツのTRIGGER DIALOG

ドイツポストDHLのTRIGGER DIALOGサービスページ

TRIGGER DIALOGはドイツポストDHLが開発したMA・CRMツール連動型のDMソリューションです。ホームページでは以下のように謳われています。

”TRIGGER DIALOG allows you to send out trigger-based addressed advertising mailings.” 「トリガーダイアログを活用すると、トリガーベースの宛名ありDMを発送することができます。」

ドイツで4年前からサービスを開始しており、多くのお客様にご利用頂いています。ここでは非常に良くサービスの特徴を表している名称について触れたいと思います。

なぜ「トリガー」なのか

英単語の”trigger”を日本語に直訳すると「引き金」という意味になります。そこから転じて、トリガーという言葉は「変化や行動を引き起こすきっかけ」として使用されています。

マーケティングや心理学、行動経済学の世界では一般的に、生活者が購買に至るなどのアクションを起こす「きっかけ」となるイベントや環境、心理状態を指します。企業のマーケターには生活者の態度変容を引き起こす「きっかけ」となる施策の実行が求められ、生活者指向のマーケティングの重要性が叫ばれる昨今、デモグラフィック属性や行動履歴、ライフイベントなどのトリガー情報に基づき、顧客に応じてコミュニケーションを設計・実行することは益々重要になってきました。

オンラインで発生するトリガー

  •  eメールの開封 / 未開封
  • メルマガ登録
  • 会員サイトログイン
  • ECカートイン / 購入 / カート放棄
  • 資料請求 / 問い合わせ完

オフラインで発生するトリガー

  • 誕生日
  • 実店舗来訪 / 購入
  • 試着 / 試乗
  • 住所変更、引っ越し
  • 名刺交換(B2B)

デジタルマーケティングテクノロジーの進化により、生活者の態度変容のタイミングや行動データを容易に取得できるようになり、ペルソナやカスタマージャーニーといった分析やシナリオ設計の手法が見直されるとともに、トリガーを起点としたマーケティングを効果的・効率的に実践するためのマーケティングオートメーション(MA)などのソリューションが普及してきました。eメールは媒体費が掛からないことから、MA上のシナリオ設計に応じたトリガーメールも普及してきましたが、オプトインユーザー比率や開封率を掛け合わせると数パーセントの顧客にしかリーチできません。自社でもMAソリューションを提供していたドイツポストDHLでは早期にこの課題に着目し、トリガーメールと組み合わせる紙のDMソリューションを開発しました。

なぜ「ダイアログ」なのか

顧客の直接的な反応(申し込み・購入など)を促すための販促・マーケティング手法である「ダイレクトマーケティング」はドイツでは「ダイアログマーケティング(Dialog marketing)」と呼ばれています。英単語のdialogの意味から「対話型マーケテイング」という和訳が当てはまるかと思いますが、まさに顧客との対話を重要視・実現することで成果を上げるマーケティング手法です。

ドイツポストDHLには、法人向けサービスとしてダイアログマーケティング部門が運営しているダイレクトメール(DM)事業があります。DMは伝統的なダイレクトマーケティング施策の一つであり、郵便物の配達を担うドイツポストDHLの主要事業とも相性が良いため、ダイレクトマーケティング、ドイツでは「ダイアログマーケティング」の象徴として位置付けられています。

TRIGGER DIALOGは、
生活者が自ら起こすアクション=企業にとってはアプローチのきっかけとなるトリガーベースの、ダイアログマーケティング≒DMソリューションを体現した名称なのです。

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